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わたしが信頼している身近な人から、本書の感想を聞く機会があって、少しとまどっている。本書を読むのが「しんどかった」そうなのだ。 「分かりにくい」とか「つまらない」というのではない。「読み飛ばしてしまうと分からなくなるから、きっちり読まないといけないのがしんどかった」のだという。 知り合いということもあってきっちり読もうとしてくれたことの代償なんだろうか。 論文について、「正座して読むような緊張を強いる」と言われたことがあった。もっと冗長に書いたほうがいいといわれたことがあった。 論文を書いたときには納得できなかったのだが、今ではそう言われた理由が分かる。だから、そういうことは織り込みずみのつもりだった。 ベッドに寝ころんで2時間で読める−−というつもりだったんだが、どうやら失敗だったのかもしれない。 とはいえ、分かりやすい、親切すぎる、という感想もいただいているので、いったいどう受け止めるのが正しいやら。 |
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