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ある短期大学の夜間部で「法哲学」の講義をすることになった。情報処理演習室を借りて、CMSと呼ばれる授業支援システムを使い、内容的にも先端技術的にも高度な講義をしたいと考えていた。 ZZR400で2時間以上かかってたどり着いたその演習室に来た学生はわずか4人だった。 法哲学というただでさえ訳の分からない講義をコンピュータを使ってするというのは、意味不明の極致に見えたのかもしれない。 残念ながら、考えていたさまざまな試みは断念せざるを得ないようだ。4人では意味がないことが多い。 帰り道、弧を描いて昇っていく湾岸高速へのランプウェイは、空に向かって飛び立つようだった。海を渡るようなブリッジの眺めは、星々の中を翔けているようだった。 バイクで走っている間、することといえば、いつもと同じ、考えることだ。 思い通りに行かないのは当然だ。大事なのは、結果を謙虚に受け止めてその先を考えることだろう。 |
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